こぎんのフレーム

こぎん刺しのhacocomaさんより届いた

L判サイズのこぎん刺し。

紫陽花のようにも見えます。

これは馬の轡（うまのくつわ）

という図案で、

魔除けや厄除けの意味合いを持つ図案です。

昔は、津軽の方は服の背中にこの図案を刺し、

無事に帰ってくるようにとの意味を込めたそうです。

だんぶりこ（津軽弁でトンボの意）の図案。

だんぶりこは前にしか進まないことから　

勝ち虫、とも呼ばれ、

勝負事に勝つ、や、試験合格などの意味が込められています。

とても可愛い千鳥の図案です。

千鳥には　千取り、という意味あいが

掛けられていて、こちらも勝負ごとに勝つ、

繁栄する、という縁起の良い図案です。

こぎんの図案には縁起の良い意味がそれぞれ

こめられていて、

何にでも縁起を担ぐ、そして意外とダジャレ好きというか

言葉遊びを楽しむ、日本人独特の感性、

それが、やはり今日の私たちにもしっくりくるところで、

良いなあ・・と思うのです。

我が家も玄関に一つ飾っていますが、

これはですね、本当に良いです。

小ぶりなので飾った時に品が良くて、

しかしながら、刺し子、というのは存在感があります。

一つ飾るだけで空間が締まるので、

とても綺麗なんです。

また、縁起の良い図案を飾ると、

・・なんとなくいい事が起きそうな気がする

（日本人）

とてもおすすめの作品です。