愛媛砥部を訪ねて①
こんばんは。
この水曜日の定休日を利用して、
夜行バスにのり、
愛媛県砥部市を訪ねてまいりました。
そのお目当ては、砥部焼。
今回はそのお話です。
夜行バスで、朝6時に、愛媛県松山市に到着。
路面電車が行きかう、繁華街。
道後温泉も近くです。
(行きたかった!)
砥部は松山からほど近く、
市バスにゆられて、40分くらいでしょうか。
意外とアクセスがいいな・・と思いながら到着。
綺麗な川が流れる、のんびりとしたところ。
愛媛らしく、みかんが植わっていたりします。
ほちほちと、歩いて、
伝統産業会館に到着。
色々とここで窯元さんへのルートや地図、
教えてくださいます。
綺麗な建物です。
道路にも砥部焼の唐草模様。
楽しいですね。
砥部の街は、そこかしこに、
窯元さんが拵えたモニュメントが点在しています。
それが、まちの風景に溶け込んでいるのも、また魅力。
伝統産業会館へ来たお目当てはレンタサイクルです。
電動付き♪
車で回られるのが、おそらく一番効率いいんですけど、
割と、近いところに、
窯元さんが点在していたり、集まっているエリアがあるので、
自転車ってけっこうおすすめです( *´艸`)
(砥部の街は坂が多いので、電動付きは必須)
さて、のんびりこぎながら、
まず、お目当ての長戸製陶所さん(陶彩窯さん)へ。
とても、美しいギャラリーで、
写真ではうまく撮る時間がなかったんですよね・・
優しくて、繊細、様々な作風の作品が並ぶ。
素敵な奥様が対応してくださいます。
今風の雰囲気があるのですが、
これらは古砥部の小紋。 今でなく、昔砥部焼に
つかわれていた文様です。
彩陶窯さんは、文献や、
また、昔の登り窯を掘って、 そこに出土(もはや出土でいいと思う( ´艸`))
した文様を見ながら、
再現していらっしゃいます。
垣根に花 の文様。
今でも大変モダンに感じるデザインです。
アールデコのデザインにありそう。
不思議な文様。
磁器なのに、陶器のような趣。
これは、私が一目ぼれした、マグカップです。
ミナっぽい感じですか?
好きな人多いんではないでしょうか。
丸とストライプがあって、二つ並ぶと、とてもいいんです。
どうみても磁器にみえない(笑)
でも、磁器の強さを備えているので、
レンジも、食洗も大丈夫! なのです!
イッチンのマグカップも素敵でしょう。
かわいらしい小花。
長戸製陶所さんは、もちろん砥部の土を基本に、
釉薬も、愛媛みかんの木の灰を使用しておられるそうで、
一応地産地消なんですよ~~、
と、奥様がニコニコしながらいっておられたのですが、
大変、素晴らしい事だと感動。
その土地のもので、作る。
それって、すごいことですよね。
さてさて、そんな彩陶窯さんに感動し、共感し、
また、自転車でちゃりちゃりと。
こういうモニュメントが点在しております。
次は、作家さんが集まる陶里が丘へ。
ここは、坂を上った丘の上で、
何軒か窯元さんがあつまっていて、
オサレな雰囲気です。
砥部では有名な フィリピンのデザイナーさんの東窯さんとか
あったりします。
かわいいショップもあったりするので、
立ち寄りたい観光スポットとして、おすすめですね~~。
そこで、お目当ての、studio eccoさんの工房に立ち寄って。
シンプルで、ニュアンスのあるうつわが
感じよく並べられています。
あ、オーブンもOKです!
砥部のうつわって、大体オーブンOKのものも多いデス。
金が使ってたり、土がまざっているものは、
窯元さんも、あんまりおすすめしないと言われるとこも
ありますが、
もともと、磁器のうつわって、オーブンウェアなのだそうで、
砥部に行かれた際は、
使えるかどうか、確認してみるのも良いかと思います。
そんな感じで♪
この素敵な2つの窯元さんが、お店に仲間入りしております。
とても素敵なので、
いいなぁ~~(*’ω’*) ♡♡
と思いながら、ながめております。
ぜひ、お越しの際は、手に取ってみてくださいね。
次回は、中田窯さんをご紹介します