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2017-07-24

土本製陶所さんのうつわ

こんにちは。暑いですね! 蝉の声で起きるようになってきました。 夏休みも始まり、夏本番!

夏バテしないよう、たくさん食べて、動いて、楽しんで、有意義な夏を過ごしましょうね~~♪

 

さて、ところでさかのぼること、七夕の日、お店を臨時休業して、

三重は四日市、萬古焼の土本製陶所さんを訪ね、工場とうつわを見せていただきました。

 

行きの電車。 いったん名古屋まで出てから、三重へ。

近畿地方、といっても広いなあ。

 

しかも四日市市はなかなかの都会。

のどかな田園風景を思い描いていたのですが、

なるほど、萬古焼というのは、工業都市に根付いた、産業であるのだ、と

改めて実感。

 

工場に到着です。色々見学させていただきます。

ご家族で窯元をされています。

娘さんご夫婦が制作されているうつわが本当に好きで、憧れだったので

なんだかその場所にいるなんて、夢のようです。

50年になるという器の型を作る機械。

修理しながら大事に使っておられるのがわかります。

右は余分な土を削るところ

ずらっと並んだ様は圧巻。

 

丁寧に持ち手を付けておられるところ

右のような平らなプレートは、乾かしながら

形が崩れないよう整えつつ乾かすのが手がかかるそうです。

いちばん大きな窯! その他にも何台かありました。すごいなあ。

素焼きの状態のうつわが並びます。絵付けしてまた焼く。

ひとつのうつわは、何工程も、何日もかけて作られるのですね。

 

 

 

 

出来上がったうつわがたくさん並ぶ棚。

イベント前の梱包で、散らかっているんですが・・とおっしゃられていましたが、

とても美しい空間でした。

配置も雰囲気も本当に全部、美的感覚すごい。

こだわりを持って、妥協がないのが、とても良くわかります。

 

どのうつわも本当に日常で使いたくなるものばかりです。

全部の食器をそろえたいなあ、あ、コレうちの家にほしいなあ・・あ・・これも・・

なんて、

来た目的を忘れそうになっています。

 

たくさんの種類の中から、

お店に置かせていただくうつわを何時間もかけて選びました。

お忙しい時期だったのに、ていねいに対応してくださって、

お茶やパンでおもてなししてくださる、

とてもあたたかい土本さんご夫妻。

たくさん、興味深いお話を聞きました。

 

毎日、朝6時ごろには工場に入り、夜まで、時には遅くまで製作されているそうです。

今はそうする時期だと思うんです、とご主人がおっしゃられていて、

その言葉は、とても心に深く残りました。

世の中にはそれぞれの道があると思うんですが、

性根を据えて向き合う時期、というのが

誰しもあると思うんですが、まさに、今そこで、1歩づつ休まず歩いている、

そんな印象をうけました。

選んだうつわたちです。9月の初旬には、お店にたくさん並びます。

楽しみにしてください。

シンプルで、料理を盛って、おいしそうに見える 日常使いのうつわです。

今の私たちは、毎日のうつわを、いいものを使いたいけれど、

気を遣う、むつかしいうつわは使いこなすのが少しおっくうだったり、

そこまでお料理に自信もないし・・ってなったりするのだけれど、

土本さんのうつわは、しっかり釉薬がかかっていて、お手入れも簡単で、

レンジや食洗もつかえるし、とても毎日気分よくつかえるのです。

カタチや柄も、なんにでも合うように作られているので、気兼ねなく普段の

お料理に使っていただけたらと思います。

 

 

おまけですが、使い心地を・・

我が家でも愛用しているどんぶり。 丼でも麺でも何でもいける、少し浅型で使いやすいんです。

 

土鍋も今回いただいて、土鍋デビューしてみました♡(*´ω`*)♡

萬古といえば、やはり土鍋が名産です。 耐熱のうつわの産地。

むつかしいかとおもってたけど、とても簡単に、しかも早く炊ける。

お米が甘いし、時間がたっても臭みがなくて、全然炊飯器と違います!お手入れも簡単だし、

もっと早く始めたらよかった。

この土鍋も仕入れてますので♪お楽しみに。

アイボリーとテラコッタの混ざったみたいな色合いで

丸ぽいかたちで、とてもかわいいです。2合炊き。

わかりにくいけど、↓↓コメが立つととてもうれしい♡

(立たない日もあるから) はまる。

うつわを少しかえるとごはんも少し楽しくなります。 どうぞ、

お楽しみにしてくださいね。