家具リメイク工事
先日、お手持ちの水屋を
リメイクする工事をさせていただきました。
母がくれたもので、良いものだし、捨ててしまうより
形を変えて、ダイニングカウンターとして使いたい、というご希望で、
なんとも素敵なご依頼でして、嬉しく施工させていただきました。
before
最初はこの水屋の状態。
それを真ん中で2つに分けて、
上部分はTVボードとして、
下部分は天板をつけて、ダイニングテーブルの下の収納にということで。
出来上がったリメイク後がこれです♪
after
水屋の下部分をリメイクし、集成材の天板を乗せて作ったカウンター
(w1200×d800×h780)
と、その横に、アイアン脚の正方形のテーブル(w800×d800×h780)
を新たに製作。
高さをそろえて作ったので、カウンターとテーブルをくっつけると
幅80㎝×長さ2mのとても広いテーブルに。
動線がとてもスムーズですよね、
食器を出して、並べて、料理を盛るという
一連の動作を動きが少なく、広い場所でできるというのは
とても主婦にとってうれしいですよね♪
反対側からみると、ひとつのキッチンのようですよね。
とても使いやすくなったとおっしゃられていました。
本当にこれは使いやすそう!
既存の水屋にカウンターをのせただけでなく、
水屋のカウンター高さが元々83㎝だったので、それをお手持ちのダイニングチェアに
合うよう、78㎝に低く作りかえてます。
背面にも木目のメラミン板を貼って、見栄えよく。
リメイク家具の工事は、そういった細かい工事が大事で
それを怠ると、使いづらかったり、中途半端な感じになっちゃうので
リメイクしたいな、と思われる方は、
まず、リメイク後、どういった用途で、どの場所に置いて使うのか、
何をいれるのか、という事を具体的に計画しておくと、業者との打ち合わせも
スムーズに進み、ご希望の仕上がりとなると思います。
今回の施主様は、とても計画をきっちり立てておられて、
されたいことも、具体的に決まっていて、収納上手でいらっしゃったので、
うまくいきました。施主様のお力です。
そして、上部分はTVボードに変身。
収納きれい!
これも単にお手持ちの上部分をカットして、底板を付けただけでなく、
基本、水屋の一番上部分というのは重いものを乗せるように
作られていないので、TVが載せられるよう、もう一枚上から、かぽっと
強度のある天板を作ってはめています。
側板も下に芯をいれたり、見えないところに手が加えられています。
木工所さんがきちんと仕立ててくださってます。
ご主人の趣味のスペース、という感じの素敵な空間になっていました。
とても素敵な仕上がりになりました。
施主様、木工所さん、ありがとうございました。
リメイク工事、家具の造作等、
お気軽にご相談ください。
見た目だけでなく、実際の使い勝手を含め、
くらしに使いやすいように、ご一緒に考えていきます。