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2020-05-19

草木染のマスク

こんにちは。

ようやく、少し外の空気を吸えるようになった嬉しさは

初夏の陽気にぴったりですね。

 

これからも、なくなることはないこの感染症と、

ソーシャルディスタンスを保ちながら、

付き合っていかないといけないことは大変なことですが、

色々考えさせられることもあります。

自然に感謝しながら、生きようと思います。

 

さて、今日は、新しくお取り扱いさせていただく、

草木染のマスクをご紹介しますが、

その、

正子さんの草木染と、それを仕立てる紀子さんのお話。

 

この度、このような、とても美しい色のマスクが

届きました。

様々な草木染のやんわりとしたグラデーションが綺麗です。

 

この美しい染布をつくられているのが

御年80歳の正子さん。

そして、それを仕立てているのが娘さんの紀子さんです。

茜を染めている様子です。

SNSより画像をお借りしています。

 

寸胴鍋で、たっぷりの染料で染め上げるそうです、

 

染めあがった茜も、

媒染材

(染料を定着しやすくするために使います。

有名なところでは、ミョウバンをつかったりしますよね。

銅や鉄など)

の材質や、量、時間などで、様々な色合いに変化します。

 

エンジュ

正子さんの草木染は、身近な草木をご自身で採取する

ところから始まるそうで

(茜・ターメリック・コーヒーなどは

自生してないから無理だそうだけど)

綿素材を染まりやすくする下処理にも

豆乳をつかわれるそうです。

 

このようなこだわりがあるからこそ、

こんな風に美しい色に染めあがるんだろうなあ・・

 

なんと美しいのでしょう・・

 

糸。

これはお店にも少しだけ置いています。

見かけたら、

これがこだわりの草木染か・・

とニヤニヤしていただきたいです( *´艸`)

 

そして、

今回はその草木染の布で、

娘さんの紀子さんがマスクを仕立ててくださいました。

 

裏地は綿ニットです。

そんなに暑くないです、呼吸はしやすい感じ。

各色 一枚¥450+税です。

手間は途方もないんですけれど、

必要な方のお手元に、届くようにって

紀子さんがご配慮くださいました。

 

お店にはきれいにパッケージした状態で

お届けくださいましたので、ビニール越しですが、

わかりますでしょうか。

茜4色。右二つはクリアなトーン、左二つはグレイ味を帯びています。

珈琲と紅茶。どっち派?

お花やハーブ。

左からミント、バラ、パンジー、チェリーセージ

 

自然の恵み。

右から、栗のイガ、枇杷の葉、玉ねぎ、クヌギの笠。

この素材から、こんな色が生まれるんですね・・

 

一つご注意です。

草木染は、自然のもの。

少しずつ色は褪せていきますし、

日光で退色します。

漂白剤は向きません、

洗剤も種類により色褪せます。

 

それをご理解いただいた上で、

少しずつ褪せていくもの、その良さを含め

楽しんでお使いいただけたら良いかと思います。

 

うちは大体そういうものが多いなあ・・

経年変化、そのありのままの良さが

美しいのかなあ、と思ったりするんですよね、

使い込んだ素朴な手みたいに。。

 

ともかくとして、

今回はこの14色が届きました。

お店では直接色合いをご覧いただけます。

どうぞ、お手に取ってくださいませ。

 

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