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2023-10-06

秋の3人展 工房えらむ田中雅子

秋の3人展の展示作品です

工房えらむ 田中雅子さんの

木と織。

工房えらむさんは

田中陽三さんと、妻雅子さんご夫婦お二人で活動されています

陽三さんは、木の刳りものを中心に カトラリー・トレイ・うつわなどを

手掛けられていて

雅子さんは、織物と、木の小物雑貨を

作られています。

雅子さんの木と織の雑貨 針山。

生地部分は織物、木は刳りもの。

すべてをこしらえてしまう魔法使いのような方。

織物 シルクのベスト。

ボタンも木彫り。 

草木染の手織り布のボレロ

草木染 裂き織のベスト。

裂き織とは、緯糸(よこいと)に、糸のかわりに

細く裂いた布を用いて織る工法です

古布を利用し、再生することができる、

資源を大切にする、とても素晴らしい織とおもいます

シルク織のストール

ほのかに光沢があり、やわっと空気を孕んでいます

ウールのストールマフラー

シルクとはまた違うてざわり、温かく密がつまっています

大変風合いのあるストール。

草木染(ログウッド) とても美しい色合い

木彫りのボタン。

コートや鞄に似合いそうなサイズ。

なんて素敵なかたちなのでしょうか

少し小さめボタン。かわいい・・・

かわいいブローチ。織を手掛けられるだけあって、

モチーフはシャトルや糸巻きなどもあります。

木彫りブローチ。 美しいかたちと色

麻の繊維を緯糸につかった、

間仕切り(タペストリー)と、額

あまりの美しさ

そして、雅子さんが手掛ける木のこもの

なんて自由なユーモラスなかたちの小皿たち

まるいのは、ぷくぷく小皿という名前がついてます

ぷくっと分裂して増えていくみたいな

かわいいかたち。

くるみや、とち、ウォルナットなどの美しい木目

花びらのような、綺麗な細長いかたち。

丸皿とは、また違うおもむき

デザートピック。

螺旋はよくみると、いろんなかたちがある

こまかい!

ぽってりしたかたちが素朴でかわいいスプーン。

手にもつと、手にしっくりなじんで使いやすい。

本当に素晴らしい手仕事ばかりで

3人分ぐらい合体されてるのかしら、と

思うほど、木も、織も、染もレベルの高い手仕事

それでいて、気負いなく、自由に遊び心のあるかたち

手仕事がお好きなのが、ひしひしと伝わってきます。

心からリスペクト! な 方なのです

その作品達が勢ぞろいいたしますので、

見ごたえあります、1点1点 

ウットリとご覧いただけますように。

どうぞよろしくお願い申し上げます